ショボい毎日

ショボい人のショボい毎日がここにあります。

お馬のポエム

 

今から16年前の
2001年9月11日。

 

アメリカ・ニューヨーク市マンハッタン区にある貿易センタービルに旅客機が激突した。

 

同時多発テロが起きたのは、日本時間では夜の9時45分ごろ。

 

当時、僕は大学生で、
夕方にアルバイトから帰ってきて、疲れてそのまま寝てしまい、23時頃に目が覚めてテレビを点けたら大きなビルに飛行機が突っ込む映像がニュースで流れていて、大変ショックを受けたのを今でも覚えている。

 

… 

 

その年の12月23日。
千葉の中山競馬場では毎年行われている
有馬記念」という、1年でも最大規模の競馬のレースがあった。

 

1着で優勝したのは
マンハッタンカフェ

 

2着は13番人気の
アメリカンボス

 

大きく荒れたレースであった事もさることながら、
馬の名前に驚いたのを今でも覚えている。

 

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父親は生前、競馬が好きだった。

 

大学時代の友人も競馬が好きだったこともあり、
僕も自然と競馬を嗜むようになった。
だが本当は、競馬の事は良く分かっていない。

 

いくら予想しても当たるときは当たるし外れるときは外れる。
そんな不確実性が好きではなくて、
予想する時間が勿体なく感じてしまうのだ。

 

 競馬場も、実はそれほど好きではなかったりして
普段は友人に誘われた時くらいしか、行く機会はほとんど無い。

 

 そんな僕だが、馬に出資するのはけっこう好きで、
出資した馬の成長を見守りながら応援するのが趣味の一つとなっている。

 

 9/10の日曜日、出資している馬がレースに出るので
気まぐれに中山競馬場まで足を延ばした。

 

 第9レース 木更津特別。

 

レースが始まり、ゲートが開いた。
僕が応援している馬は出遅れたけれど、
落ち着いてジワジワと良い位置へと迫り上がり
最後の直線で一気に差した。

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見事、1着でゴールイン。

 

「パルティトゥーラ」
という名の、3歳の女の子。

 

 幼い頃は皮膚病になったり、背骨を傷めたり、色々とあったけれど、今ではずいぶんと立派になった。

 

 父親は、マンハッタンカフェである。

 

多くの命を奪った、
あの忌まわしい出来事があった9・11の
前日のレースに彼女が勝った瞬間、
天国のマンハッタンカフェ
「テロに屈してたまるか」と、言ってるように
感じたのでした。

 

 ちなみに馬券は負けました。

 

 (=゚ω゚)ノ ジャ、マタ!