ショボい毎日

ショボい人のショボい毎日がここにあります。

ブラザーのポエム4

※このブログは2018年10月頃の出来事の記録です。

 

ひょんな事から近所の野良猫たちを捕獲して避妊手術する事になった話、その4。

 

前回のブログはこちら。
shobon.hatenablog.jp

 

4匹の野良猫たち(子猫3母猫1)のうち、子猫2匹(通称・輩🐈と男爵🐈)を捕獲・手術し終えてあと2匹。

「残り半分だ、頑張ろう!」と思っていた矢先のこと。

 


鼻ヒゲ模様の男爵君🐈を元の場所に戻し、次は一番うるさくて食いしん坊の末っ子を捕獲する予定だ。
少し日を開けて捕獲器を洗ったりして準備を整え、前回同様餌やりお婆さんのお家に電話をかける。

 

プルルルル、プルルルル
・・・電話に出ない。

 

その日は2回かけたけど出られず。
さすがに勝手にお婆さんお家のお庭に入って捕獲作業をしちゃうのも良くないので
一旦諦めて翌日にすることに。

 


翌日も電話をしたけれど、出てくれない。
あまり頻繁にかけても迷惑だろうから、この日も2回ほどかけたのだけど結局繋がらず。
この日も諦めて翌日にすることに。

 


で、3日目の正直。
電話をすると、お婆さんの旦那さん?らしき年配の男性の方が出られた。


僕『お宅の近所の野良猫の避妊手術をしてる者ですが、奥様いらっしゃいますか?』
と尋ねると、
爺「ああ、家内は転んで足の骨を折って入院したんだよ、もう猫の事はいいです。


と、言われてしまったのである。

(´•ω•`)ガーン…おかしいと思った…大丈夫かなお婆さん…

 

うーむ困った、でもここまでやって途中で終わる訳にはいかない。

ただ、お婆さんのお家の庭で捕獲作業をしている以上、お婆さんのご家族の方に嫌われてしまうのも後々面倒そうである。
そんな風に考えた僕は咄嗟に
僕『そうですか、お大事にとお伝えください。野良猫はあと2匹なので、すいませんが僕の方でお庭に入らせてもらって残りやっちゃってもいいですか?
と、しれっと話した。すると
爺「ああ、どうぞ。庭の入り口は開いてるから自由にやってください。
との回答。

これで許可はもらったので、お庭に入らせてもらっても不法侵入にはならないだろう。(たぶん笑)

 

お婆さんという強い協力者は離脱してしまったものの活動は続けられる。
その夜、末っ子ボウズを捕獲する事にした。

 


 

そして夜、仕事から帰って捕獲器とキャットフードを抱えてお婆さん家の庭に入らせてもらった。

 

ブラザーたちはやはり3匹とも餌をもらうために庭にいた。

神出鬼没の母猫は居ない。

捕獲器にエサをセットし、いざ仕掛ける。

 

前に捕獲した輩🐈と男爵🐈は、捕獲器を見るなり怖がってそそくさと隠れてしまった。笑
末っ子以外の子がまた罠にかかると困るな〜と思っていたので、これは好都合だね。
猫って案外記憶力が良いね。


そうして現場に一匹残った末っ子🐈は、相変わらず「はよエサよこせ」と鳴きわめく。

お腹が減ってたのかフードの匂いに釣られてすぐに「ガシャン!」と捕獲器に入ってくれた。
良かった・・・

お婆さん家の庭をあとにし、自宅に連れて帰った。

 

 

〜帰宅〜

 

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何が起きたのか分からないキョトン顔の末っ子🐈

 

 

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捕獲されているにも関わらずムシャムシャとフードを食べる。
怖くないのだろうか?まぁ緊張していないのは良い事かな…

 


しかし!!

大変なのはここからで、元々自分の思い通りにならないと大声を出して騒ぐ末っ子🐈

捕獲器に入れたままひとりぼっちにすると「ここから出せー!」と言わんばかりに鳴きわめくわガッチャンガッチャン暴れるはの大騒ぎ。
捕獲器の下に敷いていたトイレシートに血が滲むくらい大暴れして、マンションの他の住人の方に聞こえないかヒヤヒヤ💦

 

↓こんな感じの鳴き声と暴れる音が一晩中続きました。

(玄関にいる末っ子の声、扉を閉めた寝室から録音)

結局この日も夜は一睡もする事ができず…orz

輩🐈の時も夜鳴きに困ったけれど、猫ってほんと…大変ですね💦 

 


唯一の協力者であった餌やりお婆さんが入院してしまうという不測の事態が発生してしまったものの、なんとか捕獲はできた。
翌朝一番で病院に連れて行って手術をしよう。

 

そんな時、たまたまLINEで話していた友達に野良猫のボランティアの話をして、今捕獲してる末っ子を明日病院に連れて行くんだと話したところ、その友人がこう言ってくれたのでした。


「その子、私が家で飼うよ」

 

 

つづく。