ショボい毎日

ショボい人のショボい毎日がここにあります。

ブラザーのポエム5

※このブログは2018年10月頃の出来事の記録です。
(本当はもっと早く更新する予定だったんですけどね💦)

 

ひょんな事から近所の野良猫たちを捕獲して避妊手術する事になった話、その5。

 

前回のブログはこちら。

shobon.hatenablog.jp

 

前回は、3兄弟の3匹目(通称・末っ子)を捕獲して家に連れて帰ったところまで。

 

と、ここでたまたま友人とLINEで話してた時に「最近近所の野良猫を避妊するボランティアをしてて、今も1匹捕獲してるんだよね~」と話すと
「その子、うちで飼うよ、黒猫好きだしちょうど飼いたいと思ってたし」と言ってくれた。


それはありがたい!


しかし前回の記事で書いた通り、この末っ子はすごいわがままでうるさい。捕獲器の中では暴れまわるし、ひっきりなしに叫ぶように泣き続ける。ちゃんとペット猫として生活できるのか心配。

 

なので友人には
『このおチビ、性格がワガママで今もめっちゃ暴れてるし、ペットにすると大変そうだけどそれでも飼ってくれる?』

と念を押して確認してみた。

 

すると、友人は夫婦で少し話し合ったみたいだけど、やはり意思は揺るがないようで
「それでも飼います!」と言ってくれた。


この友人は会社の元同僚だから良く知っているし、旦那さんも優しくて信頼できる。

末っ子はこの友人のところに里子に出す事にしよう!そう決めた。


ただ、友人も今すぐ猫を飼う予定は無かったため受け入れの準備が必要。

いつ連れて行くかなど話し合っている時に、ふと思い出した。
以前、亡くなった月さんのために買ったけど使う事が無かった猫用のケージ。新品のままうちにある。

↓これね

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ボランティア団体さんに譲ろうかとも思ってたけど、これを月さんの兄弟に使ってもらえるなら本望だなと思い、友人に譲る事にした。
友人も「助かる~!」と喜んでくれたので、すぐに発送の手配をした。


そして翌朝末っ子を動物病院に連れて行き、先生に『里子に出すので耳カット無しで、ワクチンと虫駆除をお願いします』と伝えると、先生もすごく喜んでくれた。

 


翌朝、手術が終わった末っ子を迎えに行った。
これまた男の子。
月さん以外はみんな男兄弟だったんだね。


しかしここで少しだけ困った事に。
友人が「猫の受け入れ態勢を整えるまでにあと2日ほど待って欲しい」とのこと。
まぁそりゃそうだよね、色々買い揃えないといけないだろうし。


その間うちで預かる事になるのだけど、末っ子君をずっと窮屈な捕獲器に入れておくわけにもいかないし、傷などの対策を全くしていないリビングや寝室にいきなり放すのもいかがなものか。
ケージはすでに友人宅に宅配で送ってしまったし・・・

 

そうだ!💡」


そこで思いついたのが、風呂場。ここなら傷も付きにくいし、適度な段差と隠れる場所(湯舟)もある。
という訳で、お風呂場を猫様専用の部屋にする事にしたのである。

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猫様専用のお部屋と化した風呂場。
(浴槽の中にダンボール&ゴミ袋&ネコ砂で作った即席のトイレがセットされているのです。)


そして末っ子が入った捕獲器を浴室に移動し、いざ捕獲器から出して自由にしてみると…
末っ子とは以前から顔を合わせていた事もあったからか、すぐに慣れてくれた。

 

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かわいいヤツ。

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狭い捕獲器に閉じ込められるのが嫌だったんだね、ゴメンね。

 

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初めて見る自分の姿に驚いて、自分に威嚇し始める末っ子。

 

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シャンプー置場?が良い感じにキャットウォークに笑


そして、

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すっかりお風呂場を猫様に占領された僕は、しばらく近所の銭湯に通う事に・・・とほほ
(と言いつつ銭湯けっこう好きなのでまんざらでもなく楽しんでいる笑)

 

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かまってくれと鳴きやまないからこっちも意地になって午前4時ぐらいまで遊び続けたら、さすがに眠くて立ったまま寝始める末っ子。笑

 


そんなこんなで2日間ほどお風呂場で末っ子と共に過ごした後、友人から受け入れ準備OKとの連絡を貰い、末っ子にキャリーバッグに入ってもらって友人宅に連れて行った。

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バッグの中は狭いし揺れたしで怖かっただろうけど、あまり鳴かずによく我慢してくれたよ。


こうして末っ子を友人に託し、帰宅して猫ルームと化したお風呂の片づけをしたのでした。
そして早速ひとっ風呂🛀
当たり前すぎて気付かなかったけど、自分の家でお風呂に入れるってすごく幸せな事なんですね。うん。

 


 

さて、残るは母猫1匹。
この母猫がかなりの曲者で、ちょうど子離れの時期を迎えたブラザーたちとは別行動をしているので神出鬼没、ごくたまーにしか会う事ができない。
見た目も真っ黒で輩にそっくりなのだけど、鳴き方と仕草にほんのちょっと特徴があるので会えばなんとなく分かる。
果たしていつ捕獲する事ができるだろうか・・・

 


この頃にはだいぶ体力も消耗してきてた。

だが、止まるわけにはいかないのである。
ここでもしやめてしまって、春にまた子猫が生まれたら今までの努力が水の泡だからね。

疲れて弱音を吐くショボ男氏。

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つづく。