マザコン風ポエム
久しぶりに、実家に住む母親と電話をした。
どうやら、兄夫婦と一緒に暮らすことにしたらしい。
親父が亡くなって以来、「誰の世話にもならない」と言って、ひとりぼっちで実家で暮らしていた母だけど、
今年の夏に熱中症になって、一人は危ないと痛感したようだ。
母はずっと専業主婦で、病気も持っているので働くこともできず、親父の死後は僕が仕送りをしていたけど、
年金をもらうようになってからは「仕送りはもういい」と言って、受け取らなくなった。
あの人なりに気を遣っているようで、
僕がいつまでたっても結婚できないのも、仕送りのせいだと思っていたようである。
(それは、たぶん僕自身の外見と性格に問題があるせいです。苦笑)
今も母は、兄夫婦との同居で嫁姑問題が起きないかと心配しているようだが、
その心配をしているうちは、きっと大丈夫だろう。
まだ幼い姪の世話も支援する事ができると思う。
田舎を嫌って、高校を卒業してすぐ地元を捨てた自分には何も言う資格など無いけれど、
年老いた母と一緒に暮らしてくれる人がいると、僕も安心である。
実家は処分する。
幼い頃から育った家が無くなるのは少し寂しい。
が、形あるもの全ていつかは無くなる。
受け入れよう。
地元には、年に1度帰るか帰らないかだが、
次に帰る場所は、兄の家になるな。
今年の暮れは、久々に帰省をしようかな、
と思ったのであった。
(=゚ω゚)ノ ジャ、マタ!