アレルギーなポエム
「いつかペットを飼いたい」と、
ここ数年、考えていた。
昔から動物は好きだし、
人間には浮気されてばかりだったけれど、
動物になら浮気されることも無い。
実家にいた頃は犬しか飼ったことがなかったけど、
犬は留守番が苦手と聞くので、もし飼うのなら猫になるだろう。
子供の頃は、どこか掴みどころの無い猫が苦手だったけど、以前三茶に住んでいた頃、アパートの玄関を開けると、いつもそこに尻尾の無い野良猫がいて、よく遊んでいた。
それ以来、猫が大好きになった。
実際のところ、
・ペットが年老いた時、自分一人で、仕事をしながら介護ができるか?
・いつか必ず訪れる死別の悲しみに耐えられるか?
・なにより自分のような、いつ孤独死するか分からない人間に一生を預けるペットがかわいそう。
などなど、色んな考えが浮かんでしまい
飼うには至らない。
だが諦めきる事もできず、
去冬の引っ越しで、ペットが飼育できるマンションに住み始めた。
ネットを見ていると、
「ペットを飼い始めたものの、実はアレルギーがあって飼えなくなって捨ててしまう人がいる」
といった記事を見かけた。
そんな無責任な真似はしたくないので、
先日、アレルギー検査を受け、今日結果を聞いてきた。
元々アレルギー体質だったのだけど、
ダニ、ハウスダスト、に、
けっこう強い反応。(6段階中3)
こまめに掃除をするよう気を付けよう・・・
意外だったのが、
スギ。(6段階中2)
昔から花粉症は無かったはずなのだけど、少し反応が出ていた。
たしかにここ数年、スギ花粉の季節になると鼻の奥がムズムズするようになっていた。
春はマスクしなきゃ。。。
そして最も知りたかった
犬、猫。
6段階中0。
アレルギー無し\(^o^)/
良かった。これで一安心。
その他は全てアレルギー無しでした。
こうして検査をしてみると、
知り得なかった自分の一面を可視化することができて
なんだか面白い。
ここまでしたけれど、
きっとよっぽどの事が無い限りは、
僕はペットを飼う事ができないままだと思う。
「孤独の身で命を預かる」という事の責任は、
自己概念の中においては、あまりにも大きすぎるのでした。
(=゚ω゚)ノ ジャ、マタ!