あれからのポエム
黒子猫の月さんが天国に旅立ってから1ヶ月が経った。
あれからもう1ヶ月か、、、光陰矢の如し。早いものだ。
月さんが亡くなった直後は頗る感傷的になっていたけれど、今は気持ちもすっかり落ち着いている。
天国で元気にやっているかな。
そんな風に考えながら、会社帰りに月さんを保護した道端を眺めたりしている。
そんな日々を送っていると、あるとき月さんと出会った場所に黒い子猫が1匹・・・
「えっ?月さん!?」
驚いた。
が、いや違う。
月さんは尻尾が曲がって(かぎ尻尾)いたのに、
この子の尻尾は真っすぐだ。
すぐに状況を理解した。
お盆の頃、月さんを最初に見た時2匹いたから、この子は月さんの兄弟なんだね。
大きさも同じくらい。
そう思って眺めていると、あれ?建物の陰からヒョコッと子猫がもう一匹
・・・ん?さらにもう1匹!
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あれよあれよとメンツが増えて、子猫が3匹、そして母親らしきちょっと大きめの黒猫が1匹。(滝汗)
そうかあの時、月さんは肺炎を患ってこの家族から追い出されてしまったんだね。
かわいそうに。
でも、他の子どもたちに病気が感染しないように、母親が弱った子を放棄するのはきっと本能なのでしょう。仕方が無かったんだね。
「この子たちをどうしよう?」
「冬を越せるだろうか?」
「保護すべきだろうか?」
色々と思ったものの、母親と一緒にいるし、彼らには彼らの生活があるからそっとしておくことにしました。
あきらかに母親に捨てられて自分だけじゃ生きられない幼猫だったり、助けが必要なほど弱っているなら救いの手を差し伸べるけど、月さんのときと違ってこの子たちはかなり元気が良いし。
このダンディなちょびヒゲ模様のハチワレちびすけは、こっちが何もしてないのにシャーシャーと威嚇してきて特に威勢が良い。
黒のちびすけは、人の靴に猫パンチしてくるし。
よく見ると、顔も月さんにそっくりだね。
かわいい。
しかしながら、去勢はしないと来年の春にはまた増えてしまうだろうから悩ましい。
本当は保護されて、里親が見つかるのが一番良いのだろうな。
近所のNPOさんに相談してみるか・・・う~ん。
その後ちょっと慣れてくれたダンディなハチワレ君。
「君の兄弟たち、どうすればいい?」
と、頭を抱えながら月さんの遺影に話しかける自分なのでした。
(=゚ω゚)ノ ジャ、マタ!